2023年2月、中学生棋士の仲邑菫（なかむら すみれ）さんが、「女流棋聖」のタイトルを獲得しましたね。
プロ入り後、数多くの記録や成績を残して、活躍している仲邑菫さん。
身長や通っている中学校、国籍、ご両親や教育方法なども気になるところです。
10代前半にして囲碁界で活躍される菫さんが、どのような環境で過ごしてきたのでしょうか。
そこで今回お伝えする（まとめた）内容はこちら。
・仲邑菫の身長は何センチ？
・仲邑菫の中学校はどこ？
・仲邑菫の国籍は？
・仲邑菫の両親や教育方針は？
仲邑菫の身長は何センチ？
仲邑菫さんの身長は、プロ入りの時は124㎝と報じられていましたが、中学生になるころには143㎝になっているそうです。
しかし中学二年生現在の身長を調査しましたが、はっきりとはわからなかったため平均身長から予想してみたいと思います。
成長期の身長は月齢でも大きく差がありますので、月齢に気を付けながら比較していきます。
プロ入りした10歳０か月の時の身長124㎝。
二年後に2段昇段した12歳0か月には143㎝。
今回タイトル獲得時は13歳11か月ですので、ほぼ2年が経っています。
同じ年齢の平均身長を追っていくと、136.9㎝→149.6㎝→155.8㎝といわれていますので、菫さんは10歳時で約13㎝、12歳時で7㎝、平均身長より低いことになります。
過去の平均身長との差を比較し、その差が縮まっていることを考慮して、タイトル獲得時13歳11か月の身長は150㎝くらいではないかと予想しました。
プロ入りして2年、4月から中学生になる。124センチだった身長は143センチに伸びた。
朝日新聞ＤＩＧＩＴＡＬ
仲邑菫の中学校はどこ？
東京で生まれ、小学校から大阪に引っ越した仲邑菫さんは、プロ入り後関西総本部に所属していましたが、2021年4月の中学入学を控えた1月1日より東京本院に移籍しています。
東京に拠点を移したことで、中学校もおのずと東京になります。
お母さんである幸さんのインタビュー記事から、都内の中学校に間違いはなさそうですが、それ以上の情報が見つからず残念ながら特定には至りませんでした。
仲邑は現在、都内の中学校に通う2年生。幸さんは今も対局時には日本棋院への送迎を欠かさない。
週刊文春電子版
仲邑菫の国籍は？
仲邑菫さんは日本人のご両親がいらっしゃる日本国籍です。
「韓国籍では？」と思われてしまうのは、珍しい漢字の苗字と、韓国語が堪能だからと思われます。
では、なぜ韓国語が話せるのでしょうか？
その理由は、約2年間も韓国ソウルにある囲碁道場に通っていたからです。
菫さんが7歳の時に、一家でソウルに引っ越し生活しているので、囲碁だけでなく韓国語の実力も伸びるわけですね。
仲邑菫の両親や教育方針は？
10歳０か月で日本棋院の「英才特別採用」の対象者として最年少でプロ入りし、プロ入り後も数多くの記録や成績を残して活躍している仲邑菫さん。
囲碁界の記録をつくる菫さんのご両親はどのようなかたなのでしょうか？
教育方針も気になるところですね。
仲邑菫の両親は？
菫さんのお父さんは、日本棋院東京本院に所属する囲碁棋士である仲邑信也九段。
そしてお母さんは、お母さんは元囲碁インストラクターの仲邑幸さん。
お母さんもアマチュアで活躍されていた実力者ですので、囲碁の世界に入る環境が整っているなか、菫さんが3歳の時にお母さんから学び始めたそうです。
お母さんの妹で叔母にあたる辰己茜さんも、関西棋院に所属しているプロ棋士ですので、まさにサラブレットといえるかもしれません。
教育方針が気になる！
3才から囲碁を始めてから、囲碁大国の韓国で勉強するために家族で韓国に引っ越しをするほど、ご両親ともにお子さんの素質を伸ばそうという情熱が感じられます。
しかし、それはご両親の囲碁への思いだけではなさそうです。
実は菫さんは、藤井壮太さんなど著名人が受けていたことで知られる「モンテッソーリ教育」を受けています。
「モンテッソーリ教育」は「子どもには、自分を育てる力が備わっている」という「自己教育力」という前提の存在があるそうです。
その基本的な考え方は「子どもには生来、自立・発達していこうとする力（自己教育力）があり、その力が発揮されるためには発達に見合った環境（物的環境・人的環境）」が必要である」というものです。
大人がすべきことは、何かを直接子どもに教え込むことではなく、子どもの発達がどのような形ですすんでいくかを知り、子どもを観察し、環境を整えることだという考え方だそうです。
「子どもには、自分を育てる力が備わっている」という「自己教育力」の存在がモンテッソーリ教育の前提となっています。
その基本的な考え方は「子どもには生来、自立・発達していこうとする力（自己教育力）があり、その力が発揮されるためには発達に見合った環境（物的環境・人的環境）」が必要である」というものです。大人がすべきことは、何かを直接子どもに教え込むことではありません。子どもの発達がどのような形ですすんでいくかを知り、子どもを観察し、環境を整えることです。
日本モンテッソーリ教育総合研究所
この教育法では
- 自立できる
- 積極性が身につく
- 集中力が養われる
- 情緒が安定する
というメリットがあるとされているようですので、教育方針も菫さん自身の意見を尊重しながら、ご両親が環境を整え見守りサポートされてきたと思われます。
まとめ
今回は、13歳と11か月でタイトル獲得を果たし話題となった仲邑菫さんについてまとめてみました。
身長については、はっきりとした情報はありませんでしたが、同年代の平均身長をもとに150㎝前後と推測されました。
通っている中学校についても、都内の中学ということ以外は確かな情報がなく特定には至りませんでした。
また、国籍については、日本国籍でした。韓国籍？と思われる理由の一つである流暢な韓国語は、韓国で囲碁の勉強したことで話せるようになったということです。
そして、お父さんは囲碁棋士である仲邑信也九段、お母さんは元囲碁のインストラクターの仲邑幸さんという、家庭環境でした。
またご両親の教育方針については、菫さんが「モンテッソーリ教育」を受けていることから、菫さんの自主性を重んじ、その才能を伸ばす環境づくりをし、見守り、サポートするという教育方針だと思われました。
これからも、仲邑菫さんが、ご両親のサポートを受けながら、ご自身の努力で才能を伸ばされていかれるのではないでしょうか。厳しい勝負の世界ですが、頑張っていただきたいですね、応援しています！
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